魂の成長について 総論2

このツアーは天の扉開きの現象を体験してもらうことが1番の目的です。そして、皆さんが人生の中で最も大切なことが徳積みであることを認識して人生を歩んでいくことができれば、このツアーの目的に沿うことができます。

私たちの先生がサティア・サイババのところに訪ねて行かれた20年以上前のことです。日本人にはサイババのことは、まだ知られていませんでした。現地の人も日本はどこにあるかも知りませんでした。サイババの説く崇高な思想、理念、神の叡智には興味がなく、ただ単に研究者として物質化現象の解明のためにサイババのところに行きました。そこでサイババから直接仏像を物質化現象で出してもらいました。待っている人が何千人といる中で「サイエンティスト、カム」と言われて出て行きました。小一時間ほど2人だけで話をしました。嫌と言う程、手のひらから物質を出現させてくれて、サイヤのテラティワットというタイの有名な仏像をもらいました。そして、仏像を見せながら物質化現象のことを全国で講演してまわったそうです。

それからサイババブームが始まりました。もし、あの時、サイババが崇高な叡智や理念だけを説く人ならば、私たちの先生はサイババのところに行かれなかったでしょう。世界中から何千人何万人も人は集まらなかったでしょう。やはり、現象が大切なのです。目に見える奇跡が世界中の人を惹きつけたのです。熱烈な信者たちはサイババの起こす奇跡現象に目を奪われてはいけませんといいます。彼らはそれでよくても、私たちの先生はそれでは行かなかっただろうとおっしゃっていました。どんなに綺麗事を言っても目に見える物理現象が必要なのです。

今夜行われるプジャで起こる現象は、インドの物質化現象とは根本的に違います。手のひらから出現させる現象は、あらかじめ、出す物を買い置きしておきます。そして、手のひらから出現させるためにはワームホールを作ればいいだけです。

1番大切なことは母親に恩を返すことです。たとえ産んだだけで、橋の下に捨てられたとしても、産んでもらっただけで一生かけても返せないくらいの恩があります。霊性修行の基本中の基本です。それをお釈迦様が教えてくださりました。お釈迦様の母親のマーヤ姫はお釈迦様を産むためにだけ、生まれてきました。そのためマーヤ姫は出産してから五日目で亡くなりました。そして、もとのテワダーの世界に戻りました。お釈迦様は悟った後で、テワダーの世界に行って、真理をマーヤ姫に説きました。マーヤ姫はそれを聞いただけで、神の世界テープに行かれました。これが最高の恩返しです。母の日にカーネーションを贈るのではなく、皆さんが真理を学び、母親に真理を教えることです。もし、両親が病気などで死が近づいていたら、死んだ後どうなるのか、どのようにカルマを地獄で解消するのか、そして生まれ変わることを教えてあげるべきです。

お釈迦様はその後、テワダーの世界・天国から戻って来るとき、イントラの神様が3つの階段を作りました。お釈迦様は、天のドア・この世のドア・地獄のドア(三つのドア)を開きました。お釈迦様の弟子たちは、この世にありながら、3つの世界を同時に見ました。その日が10月の満月の日でした。

この日、コン川(タイとラオスの国境を流れる)で、毎年不思議なことに火の玉が空に向かって上がります。ニュースやワイドショーでも話題になります。タイとラオスの科学者たちが調査研究してもわかりませんでした。しかし、これはタウエースワン(閻魔大王)の寺院とコン川がワームホールでつながるからです。ワームホールはスピリッツが作ってくれます。

しかし、天の扉開きはこれとは違います。無から有が生じています。目に見えない崇高な存在、神の揺るぎない存在を学び信じることができます。魂の生まれ変わりを信じ、そのシステムの中核になっていることが、徳分とカルマであり、徳積みをし、カルマを避けることのために生まれて来たと確信できます。そうすると損得の3次元的物理現象を超えて、非物理現象を確信することができます。魂の成長をさせることができます。

投稿日:2016年02月07日(日)