肉体が滅びる日と寿命、死後の魂  その3

あるおばあさんが、亡くなりました。そして、お葬式が終わった後、火葬する直前に目を覚ましました。そして棺桶から起き上がって、生き返って出てきました。そのおばあちゃんのケースは特例で、死んだ後の世界をこちらに教えるために、わざわざ生き返らせてくれたのだそうです。そのおばあちゃんは死んだ後、あの世に行っていた時に、いろいろな地獄を案内されたそうです。

ある地獄は、みんな立っているそうです。ずっと立ち続けているので、足がだるい。なのに椅子に座ることができる人がいるそうです。その座ることができる人は神様から戴いた徳分を使っているそうです。しかし、いっときすればまた椅子は取り上げられるそうです。

ある部屋に行くと、みんな暗い顔して(死んでいるので当たり前ですけれども)死にそうな顔をして立っていました。そのおばあちゃんの隣の人がノドが渇いた、お腹が空いたと言いました。そこに係員が来て、そのおばあちゃんに食べ物と飲み物が与えられました。そのおばあちゃんは隣の人にどうぞ食べてくださいと食べ物と飲み物を差し出しました。そして、隣の人は飲み物をとって飲もうとしましたが、とても熱くて全く飲むことができませんでした。食べようとしても熱くて食べられない。おばあちゃんはびっくりして、係員に尋ねました。係員は言いました。「その人は食べる権利がない。なぜならあなたが今もらった食べ物は、あなたが生きているときに神様・仏様・お坊様にお供えしたり、差し上げたものです。それが返ってきて、あなたが食べることができるのです。だから、他の人は食べる権利がないのです。」そのように説明されて、おばあちゃんは生き返ってきたのです。

刑罰を受けるときには、忘却の湖の水を飲んですべてを忘れていますから、仮に刑罰を受ける場所に親子・配偶者がいたとしても、誰だか全くわかりません。死んであの世で会いましょうという夢は残念ながら夢で終わります。死んだらひとりです。誰も覚えていません。

あの世での、カルマ解消をすべて終えると、その時の記憶をまたすべて消されて(魂の記憶を全部消されて)、また生まれてきます。今度は生き地獄を生きるようになります。輪廻転生の輪から抜け出す方法をお釈迦様は教えてくれました。

すべての煩悩を捨てなさい。それによってのみ、輪廻転生の輪から抜け出すことができます、と説きました。

なぜ、このようなことが断言できるのか?死んだこともないのに。
そのような人は世界観がセマイです。「ジ(JIT)」を十分に深めた人は自分の体から抜け出して、実際に見てくる能力を見につけることができます。(5月23日、24日ブログ参照)

タウエースワン(閻魔大王)のところに会いに行って来ることができます。タウエースワンの門の中にはさすがに入れてもらえませんが、タウエースワンに聞いてくる事はできます。「この中どうなってるの?」そしたら、教えてくれます。それでわかりました。そのようにできる人がたくさんいれば当たり前なのでしょうが、何百年にひとりですから、なかなかわかりません。

タウエースワンはバッドスピリットから守ってくれるのですし、地獄に入ってきたら魂を食い荒らされて大変です。ヤック(鬼神)グループのボスがタウエースワンです。お盆だからといって、地獄の蓋が開くことは、絶対にありません。

投稿日:2015年07月31日(金)