肉体が滅びる日と寿命、死後の魂  その4

神様にはいろいろなグループがあり、例えばインドの神様グループもあります。タイ(東南アジア)には、テラティワットという神様を中心としたグループもあります。人間が人種・国・エリアなどに分かれてグループになるのと同じように神様にもグループがあります。ミカエルなどがいるキリスト系のグループもあります。もし、神の使い(テワダー)が人間界に降りてきたら、自分の属するグループの神様の信仰を説くだろうと思います。どれもすべて正しいです。

しかし、どのような信仰を持っていても、どんな魂でも死んだ後はタウエースワンのところに行きます。動物も同じところに行きます。皆さんも死んだら忘却の水を飲むまで覚えていますから覚えていてください。大変な思いをしてタウエースワンのところにいき、慎重にバッドスピリットが紛れていないかチェックされます。動物は迎えが来ませんが、タウエースワンのところは素通りして地獄の門の中に入っていきます。そして、動物たちの待合室に入った後で、カルマ解消をせずに、そのまま生まれかわります。魂が幼いので、カルマはありません、生じません。ただし、動物たちの魂は、忘れさせられることなく、記憶を残したままで、生まれ変わります。だから、過去生の記憶が本能となるので、生まれたばかりでも、すぐに何かできるのです。ところが、人間はすべて忘れさせられているので、何も出来ません。おっぱいを飲むことぐらいしかできません。動物は魂の記憶は、あるのですが、脳みそには反映されないので、昔のご主人までは覚えていません。

とにかく魂は死んだらひとりです。生前の記憶が消されてしまうのですから。

また、「あなたには死んだおばあちゃんが来ています。」というのは考え違いです。その辺のバッドスピリットか普通のスピリットと勘違いしているのです。カルマの少ない人・神様の徳分を多く積んだ人は、早く生まれ変わります。カルマが多いと長く苦しみます。信仰深く神様の徳分が多いと優遇されます。どんなに短くても1年ぐらいはかかります。カルマの一番大きなものは食べることです。しかし、生まれ変わると、忘れてまた屍体を食べるのです。(ベジタリアンになりましょう!神様のルールでは、殺生したことになってしまいます。)

魂の行くべき道は生まれかわりながら、神の使い(テワダー)になり、神になり、神の位を超えたニッパン(お釈迦様が到達した位)になっていくのです。神でさえ途中です。神は人間くさくて、結婚したり、喧嘩したり、戦争したり、ジェラシーを持ったりします。ニッパンはお釈迦様ただ1人だけです。

家族・親戚・子供と手を取り合って仲の良い心地よい世界を実現していくために魂が存在しているのではありません。そういう煩悩(憎しみ・愛情・つながり)をすべて捨てていかなければなりません。シバ神でさえ家族がいます。あの世でも家族で仲良く暮らしたら、神様のことの勉強になりません。人間的な感情で都合のいいことと、神の考えるいいことは180度異なります。

お酒は百薬の長と人間は考えるかもしれないが、神から見たら逆です。

これを前提で話をすると一般の人はついて来れないので、みんなから嫌がられます。しかし、人間的な感情で話をすると人はナルホドとついてきます。倫理道徳を説いて、ヒトを納得させ、ヒトを増やすことは、お金が儲かります。ところが、死んでしまったら、家族もバラバラでひとりで、会えもしないと説くと、あんな人イヤと言われてしまいます。もし、皆さんの前にお釈迦様がいて、煩悩を捨てなさいと説いたら、何も感情を持たない鉄のような人間だなあと思われるでしょう。しかし、魂の成長はこちらの方向ですからね。

投稿日:2015年08月05日(水)